都内の生活習慣病外来での降圧治療とインスリン投与

生活習慣病として知られる疾患として代表的なものに高血圧と糖尿病があります。いずれも生活習慣に何らかの問題があって生じることがある疾患であり、互いに密接な関係にあります。高血圧の状態が維持されることは動脈硬化を代表とする合併症のリスクが高いことから降圧剤を用いて血圧管理が行われていくのが一般的です。一方、糖尿病の場合にも血糖値が高いことによって網膜症、神経障害、腎障害という三大合併症に加えて動脈硬化も合併するリスクがあることから、血糖値の管理を行っていくというのが基本となります。生活習慣病で問題となる糖尿病ではインスリン抵抗性の糖尿病であるというのが典型的です。インスリン抵抗性がある場合には血糖値を低下させるために高インスリン血症となっている患者が多く、それによって高血圧になってしまっている患者も多いのが事実です。インスリンの作用によってナトリウムの排出量が減ってしまっていることで余分な体液が留められることになってしまい、血圧が高くなってしまっているというのが主な理由であるとされています。そのため、糖尿病患者では降圧治療も必要となるケースが多く、治療が複雑化しやすいという問題を抱えがちになります。都内にはこういった患者に適切に対応するために生活習慣病外来を持つ病院も多くなってきています。都内には多くの大病院があることから、全国から重症患者が集まる傾向があります。そのため、生活習慣病であっても降圧剤による血圧のコントロールに苦労している患者や、糖尿病や高血圧以外にも多重に合併症を持っている患者が都内にやってくることが多く、それに対応できる専門の診療科が必要とされている状況があるのです。