高血圧と心臓病や腎臓病の関わりと降圧治療薬の必要性

高血圧は本態性高血圧と二次性高血圧とがあり、明確な原因疾患があるかどうかで分類されます。血圧に影響する臓器として代表的なものは心臓と腎臓であり、心臓病や腎臓病を患っている人は血圧が正常域から逸脱してしまうことがしばしばあります。高血圧の場合にはその状態を維持してしまうことがより心臓病や腎臓病を悪化させる恐れがあるため、積極的に高血圧治療薬を用いて降圧を図るのが一般的です。心臓病の影響で高血圧になり、それが腎臓を障害してしまってだんだんと疾患を合併していってしまうということも高血圧ではよくある事態です。一方、本態性高血圧の患者に対しては初期には降圧治療を行わずに、運動療法や食事療法で様子を見るということもよく行われます。それで速やかに改善されるのであればあえて薬を服用する必要はないからです。しかし、長期戦になることが多いため、結局は高血圧治療薬を使用して降圧を行い、血圧管理をしていくことになるのが一般的です。本態性高血圧の場合には自覚症状が伴わないことが多いものの、血圧管理を行わないことによって心臓や腎臓あるいは血管に負担がかかってしまい、合併症を患ってしまうことにつながってしまうリスクが高いとされています。自覚症状を伴わないことが原因となって、コンプライアンスが悪いことも多く、血圧管理がしっかりとできないで合併症を持つことになってしまう患者も散見されるのが特徴です。そういった場合に多いのが心臓病や腎臓病よりも血管の疾患であり、動脈硬化が見られることが多々あります。動脈硬化も自覚症状を伴わないため、検査を行って動脈硬化の進行度をチェックすることが必要とされます。そうすることで重篤な合併症のリスクを低減する方向へ向かえる可能性があるからです。